女性のトラブル

子宮筋腫

症状  子宮筋腫とは  診断方法  病理  治療方法

症状

筋腫ができる場所にもよりますが、自覚症状がない場合が少なくありません。症状のある場合は、筋腫による過多月経から月経の量が増えて貧血になったり、生理痛がひどくなります。(月経困難症)。不妊症の原因にもなることがあります。エストロゲン依存性疾患ですから、閉経後は縮小します。
自覚症状があると症状から筋腫の発生部位が推定できます。巨大な筋層内筋腫や漿膜下筋腫が発育したり、筋腫の数が増えると周辺の臓器を圧迫することに伴う様々な症状がでてきます。尿管を圧迫することによる、尿閉、水腎症。膀胱が圧迫されることによる頻尿。直腸が圧迫されることによる便秘。腰仙骨神経叢が圧迫されことによる腰痛等です。

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子宮筋腫とは

子宮は筋肉からできていますが、子宮筋腫は子宮にで きる筋肉のこぶということができます。

子宮は胎児を育てる袋のようなものですが、その壁は伸び縮みできる筋肉でできています。子宮筋腫はその壁からできる筋肉の塊、こぶのようなものです。子宮内膜症等と同じで、月経に関係したいわゆるエストロゲン依存性疾患といわれるものです。子宮筋腫は(粘膜下筋腫・筋層内筋腫・漿膜下筋腫)の3種類があります。

子宮筋腫とは

1、粘膜下筋腫
2、筋層内筋腫
3、漿膜下筋腫

子宮筋腫は女性ホルモンの働きによってできます。女性の3人に1人は子宮筋腫をもっていると言われるくらい、多いものです。よくある病気で、だれにでもできる可能性があります。
最近の傾向として、未婚未産の比較的若い女性に増えてきています。
一昔前は筋腫は40代後半の女性が多く煩い、子宮全摘手術がよくおこなわれてきました。ところが、最近では、月経が始まる初経年齢が低下しエストロゲン依存性疾患の子宮筋腫の好発年齢も低下傾向にある中、いざ妊娠しようという時に子宮筋腫が発見されることが大変増えてきているように思います。また逆に、妊娠出産が子宮筋腫発生のリスクを下げるという報告もありますので、妊娠や出産年令があがれば、その前に子宮筋腫ができてくるということもありえます。子宮筋腫はアラウンドフォーティーあるいは20代30代の女性の病気、
不妊症と関連した疾患にシフトしつつあるということもできます。
もちろん、子宮筋腫が必ずしも不妊症の原因になるとは限らず、筋腫をもったまま妊娠されるかたもあります。子宮筋腫合併妊娠はそれ自体の問題がありますが、ここでは触れないことにします。他に不妊の原因がなく筋層内筋腫が不妊の原因と考えられる場合、核出手術の適応となります。(提供 堤 治)

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